イギリスで馬上からイヌワシを飛ばしてきました

鷹狩りにはオオタカ、ハリスホーク、ハヤブサが用いられることがほとんどです。

しかし法律と地形が許すところでは、いまでもワシによる狩りが行われています。

イギリスもその一つです。

デボン地方にあるDartmoor Hawkingでは、馬に乗ってイヌワシをフライトさせる

体験ができます。

美しい林のなかを通り抜けて

立派なボベイ城へ。
宿泊や食事もできます。

Dartmoor Hawkingはボベイ城のすぐ近くにあります。

オーナーのMartin氏がこころよく迎えてくれました。

もともと、引退した競走馬を引き取っていたところ、
鷹と馬を使った映画撮影の仕事も引き受けるようになり、
ボベイ城で猛禽のフライトショーをしています。

季節的に開催されている鷹狩り体験コースに参加するはずだったものの、
当日はあいにくの雨と強風。
一瞬の晴れ間に愛馬に乗せてイヌワシを拳からフライトさせていただきました。

 

 


このイヌワシはメスなので、体重が4キロ以上あります。

バランスが傾かないようにするだけでなく、
左手がふさがっているので、右手だけで手綱を操作しなければなりません。

Martin氏は映画のスタントをされているので、このまま全速力で駆けるそうです。
人と馬、ワシがひとつになる必要があります。
うーん難しい。

写真奥に見えているパーチの上に置かれた餌に向かってイヌワシが
拳から飛び立ちます。(写真は戻ってくるところ)

大きな翼で叩かれると、ヘルメットをかぶっていても衝撃が伝わってきます。
馬はワシ飛び立っても微動だにしません。素晴らしい調教です。

どんな馬でも鷹狩りに適性があるわけではなく、
馬の性格が重要だそうです。

ちなみにこの馬は元競走馬ですが、日本のサラブレッドより体格が1.5倍あるように
感じました。ヨーロッパ血統というやつでしょうか。

戻ってくるワシを拳で受け止めるとアザができるそうなので、Martin氏が回収します。
3枚革のグローブ+カバーでも衝撃でアザになるそうです。


イヌワシはワシのなかでは気性がおだやかな方だそうです。

ハクトウワシのような海鷲は荒い個体が多いそうです。

Martin氏のところには、7年間で6回オーナーが変わったハクトウワシがいます。
当初のオーナーが扱いを間違えてしまったため、人を襲うようになってしまったそうです。
かく言うMartin氏も5回病院送り!にされたそうですが、それでも手放すつもりはないとのこと。

事故が起きてはいけないのはもちろん、不幸な猛禽を増やさないように、
正しい知識と扱い方が広まることを願っています。

ハヤブサもいます。

真っ黒なジア×ペレグリンのメスです。
いまの日本ではなかなか入手できない種類です。

姉妹のジアペレは、ペレグリンに似た色をしていました。
ハイブリットファルコンは同クラッチ(産卵)でも
どちらの親に似るかわからないのが面白いです。
性格も異なるそうです。

0

GUTE-URLS

Wordpress is loading infos from vimeo

Please wait for API server guteurls.de to collect data from
vimeo.com/132439062

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。